Valveは、CSGOのケースを開ける為の鍵だけで平均月に5400万ドルを稼いでいる可能性があるようです。ゲームスタジオからゲームパブリッシャーに転身し、ゲーム内スキンののパイオニアとも言われているだけに、CSGOの鍵による収入がValveの大きな収入源であることは驚くことではありません。
redditのユーザーであるFjedjik氏は、毎月どれだけのケースが開封され、Valveがそこからどれだけの利益を得ているのか計算しました。このデータが真実であれば、それは驚異的な額となるようです。
Fjedjik氏は月にどれだけのケースが開封されいるかを計算しようと、スキンサイトであるCSGO floatのデータベースを使用。
5月1日以降、1416個のGlock-18 Neo-Noir (Battle-Scarred) がcsgofloat.comに追加されているデータから、Covert(赤)の確率や、状態の確率を基に計算しました。
1416個 ÷ (Covertの確率) ÷ (この特定のCovertの確率) ÷ (Battle-Scarredの状態の確率) = 開けられたケースの数
このデータによると、2021年5月1日から2021年6月1日までに、合計2590万個のケースが開けられたことが分かりました。ケースを開けるのに必要な鍵を1個2.5ドルで計算すると、Valveはその月に6575万ドル儲かったことになります。
ケースごとの数 |
Fjedjik氏は2023年1月まで開けられた箱の数まで調べました。その結果2021年5月から2023年1月まで、合計4億5800万個のケースが開封されたことを突き止めました。これは1日あたり約714,509件となります。
鍵の値段から考えて、Valveは1日あたり1,786,271.45ドル(約2億)の利益を得ていることになります。これは月平均で54,355,263.16ドル(約73億)、年間では651,989,078.25ドル(約847億)です。
一つ気掛かりなのは、昨年開催された両メジャーの賞金プールを合わせた225万ドルであり、ValveがCSGOの鍵だけで稼いだ金額のわずか0.34%に過ぎません。
ValveはかつてeSports Casesと呼ばれるCSGOの賞金プールに資金を提供するために特別に作られたケースをリリースしたことがありましたが、これは9年前の2014年で終わってます。
毎年開催されるメジャーに参加する選手を応援する形としてチームステッカーが取って代わりましたが、これは賞金プールには入らず、むしろチームや選手に何%かが入るだけです。
当たり前ですが、これは箱の鍵の購入額であり、Steamのコミュニティーマーケットでの手数料の収入などは含まれません。
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