5月8日から始まる2023年唯一のメジャー大会であるBLAST.tv Paris Major 2023まで残り1ヶ月近くとなりました。各地域で予選も終わり、いよいよ最終予選が始まります。
予選は地域ごとに行われ、European RMR Aで8チーム、European RMR Bで8チーム、 American RMRで5チーム、Asia-Pacific RMR2チーム出場することができます。この予選では上位チームであればLegendsステータスを獲得でき、メジャー大会の一部の予選免除という形になります。
メジャー大会ではChallengers Stage、Legends Stage、Champions Stageの順番に戦い、Challengers StageとLegends Stageに関しては、スイス式トーナメント(総当たりで戦い3勝したチームが上位ステージに、3敗で即敗退)で進められます。今大会でLegendsステータスを獲得したチームはChallengers Stageが免除され、Legendsステージからの参加になります。
European RMR A
European RMR Aは16チーム中8チームが本大会に進めます。上位4チームはLegendステータスを手に入れLegendステージから参加します。






ロシア情勢の影響でVirtus.Proの名前が使えずOutsidersというチーム名で活動していましたが、ようやくVirtus.Proとして出場できるようになりました。IEM RIO Major 2022では優勝するなど、実績を着実に積んできています。





ドイツを拠点にしているMOUZです。dexterがIGLを務めます。





2004年に設立されたFnaticは歴代のCSシリーズで功績を残してきたチームです。低迷期が続いていますが、デンマークからNicodozやroeJなどが加入し、以前のような輝きを見せてくれるかが期待されています。
Natus Vincere |






PGL Major Stockholm 2021で見事優勝したNatus Vincere。圧倒的に人気のあるs1mpleを要するウクライナのチームは今回も予選を突破し、好成績を収めるでしょう。





コソボを拠点としているチームであるBad News Eagles。以前はネットカフェでプレイしていたこともある苦労を重ねたチーム。以前のメジャー大会参加にビザが取れない問題がありましたが、国を挙げて解決したことも話題になりました。





ドイツを拠点としているチームであるSproutは2大会連続のメジャー大会出場を目指します。refrezhなど主力メンバーが脱退しましたが、RenegadeからAZRを迎え入れ、新体制でメジャー予選を望みます。





PGL Major Antwerp 2022で優勝し、直近の大会であるIntel Grandslamでも優勝したFaZe。タレント揃いのこのチームの活躍に期待です。






2022年の初めに発表された新しいチームであるApeksは、STYKO、nawwk、jkaemとTier1での確かな経験を持つ選手が加入しました。





IEM RIO Major 2022の予選でG2を破ったことで名が知られたチームであるTeam GamerLegion。2大会連続の出場を目指します。






2大会連続の出場を狙うOG。最近ではNexaがベンチに移るなど、不信が続いていますが、今後の活躍に期待しましょう。






Awperで有名なKennySをチームに加えたTeam Falcons。全てフランス人の彼らにとって自国開催であるこのメジャー大会は絶対に予選突破したいところ。NBK-やbodyyの活躍も見逃せません。






NaViに所属していたBoombl4が競技シーンに復活。NickelBackなどのCIS地区の実力者と共にメジャー大会出場を目指します。





イギリスを拠点に活動しているInto The BreachはCRUC1Lやrallenなどの実力勢とvoltやCYPHERなどの若手との融合が見どころです。






ニューカッスルに本拠地を置くViperioは、2013年に設立され、2019年に学生で構成されたCSGOのチームを買収。英国やヨーロッパのリーグやトーナメントに参加することを目指しているチームです。また創設者のChristopher Swordは13歳という若さでViperioを創設しました。





NaViのDota2のプロプレイヤーであるDandiによって創設されたB8はC-Tierのトーナメントをメインンに活動しています。





ポルトガル人で構成されたSAWは毎大会メジャー予選に出場していますが、中々メジャー大会に出場できていません。
European RMR B
European RMR Bは16チーム中8チームが本大会に進めます。上位3チームはLegendステータスを手に入れLegendステージから参加します。





NiPやFnaticで活躍していたXiztがコーチを務めているHeroic。cadiaNのテンションの高さが名物なチームですが、連携力の高さを見せてくれる強豪です。





ELEAGUE Boston Major 2018で優勝したCloud9は現在、ロシアのチームであるGambitのチームメンバーを取り入れました。直近の大会Intel GrandslamではFaZe相手に粘り強い展開を繰り広げました。
CIS地区有数の強豪のSpiritはカリスマ性溢れるChopperや若手のPatsi、S1renの活躍が見どころです。





全員ドイツ人であるBIGは毎大会メジャー大会に出場しています。2022年の6月には世界ランク7位に入るなどの実力があるチームです。tabseNやコーチのgob bはBIGの顔。Krimboなどの若手の活躍も多く、見ていて面白いチームです。





2013年に創設されたフィンランドのチームであるENCE。aleksibやalluが所属していたこのチームは現在フィンランド人はコーチのみ。スペイン人のSunPayusのAWPはトリッキーで見ごたえあります。





AstralisからMagisk、dupreeh、zonicを加えたvitality。ライフラーであるSpinxのプレイは正確で頼りになる存在です。






Fnaticと同様、スウェーデンのCSシーンを支配してきたNiP。IGLにAleksib、Navi JuniorからHeadtr1ck、Astralisからk0nfigを迎えいれました。





Fnaticに勝つなど、実力を伸ばしてきている9INE。2022年にCS:GOの競技シーンに復帰したこのチームは全員ポーランド人で構成されています。





説明不要の強豪であるG2ですが、前回メジャーはまさかの不出場に終わりました。あれからチームを改革。次こそ出場し、上位を目指して欲しいところです。





XANTARESら擁するトルコのチームは前回大会は惜しくも出場を逃しました。今大会に期待します。






メジャー大会優勝最多の4回のAstralisですが、低迷期を乗り越え、既存のメンバーに加え新鋭のBuzzが加わり好成績を収めるようになってきました。dev1ceの復帰も見どころでしょう。
MonteはNaviに所属していたsdyを擁し、HellRaisersやforZeなど様々なチームでコーチを務めたことがあるlmbtがコーチを務めます。
iNation |





nexaやhunter-を輩出したセルビアのチームであるiNation。CCT West Europe SeriesdではsproutやforZeを破った実力もあり、StarLadder Berlin Major 2019で活躍したCR4ZYのようなダークホースになることも期待です。






Naviや1Winで活躍してきたstarixがコーチを務めるAurora Gaming。CCT South Europe Series #3ではBad News Eaglesを破り優勝するなど、じわじわと実力を伸ばしています。
forZe |






ロシアの強豪チームであるforZe。最近ではメジャー大会に出場できておらず、今回の活躍に期待です。
オランダ領キュラソーを拠点に置くブルガリアのチーム。去年10月に発足したばかりのチームですが、最終予選まで勝ち上がりました。
American RMR
American RMR Aは16チーム中5チームが本大会に進めます。優勝したチームのみLegendステータスを手に入れLegendステージから参加します。
Furia |






言わずと知れたブラジルの強豪Furia。ネイマールやカゼミーロといったブラジル人サッカー選手がサポートするなど人気は健在。





YEKINDARが正式加入し、NAシーンを代表するチームであるTeam Liquid。EliGEやNAFは長年Team Liquidに所属しており、nitr0に関しては他のゲームから出戻りをするなどチーム力がキーとなるチーム。予選をしっかり乗り越えて本大会での活躍が期待されます。






BESTIAはなんと今年の2月に誕生しました。創立者はラッパーでプロのポーカープレイヤーでもあるPapo MC氏。それ以外の情報はあまりありませんが、地域予選を勝ち上がった実力は楽しみなところです。





DignitasでGet_RiGhTやfribergと共にプレイした経験のあるhallzerkをAwperに迎え入れ、安定してきているComplexity Gaming。今回の予選を突破できるか期待です。





ブラジルのCSシーンをけん引してきたFalleNを筆頭に構成されるチーム。前回メジャーはホームでの開催でしたが、決勝トーナメントまでは進めませんでした。今回の予選突破、さらに上を目指すのに期待です。






PGL Major Stockholm 2021に出場して以降、あまり目立った活躍が出来ていないpaiN Gaming。PGL Major Stockholm 2021以来の出場を目指します。





felps、zewsといった実力勢を持つFluxo。v$mは過去にVAC BANを受けた経験を持ちますが2021年から変わったルールにより出場可能。





Krakow Major 2017で準優勝したことがあるImmortals Gamingが運営するMIBR。Immortals Gaming時代のHEN1やTuurtleを中心にかつての輝きを取り戻せるでしょうか。





ブラジルのサッカークラブであるCRフラメンゴが運営するチーム。近年ではブラジルのサッカークラブがEsportsに参入するのもよくある話で、Clamingo Esportsはメジャー出場してアピールできるかが注目です。




CLASIAがEvil Geniuses Blackに所属していたくらいしか情報がありません。




イングランド プレミアリーグのウェストハムで活躍しているLucas Paquetáが運営するチーム。yelは経験豊富でチームをけん引する存在。





15人で活動している一風変わったチーム。創設は1999年と長く続くEsportsのチームです。メジャー経験者であるautimaticが所属しています。






ブラジルのチーム。フォルクスワーゲンのFuscão 1500が由来のチーム、「Fuscão 1500」が改名してTeam Solidになった。





アメリカを拠点にするNouns Eposrtsは、BLAST Premier: Spring American Showdown 2023で初戦ストレート負けするものの、CCT North America Series #3ではpaiN Gamingを破り優勝するなど、波に乗ったチームです。






coldzeraがチームの顔でもある00 Nation。前回メジャーは自国開催でしたが期待されるような結果は出せませんでした。




ブラジルのEsportsチームであるLos GrandesとTeam oNeが提携して生まれたチーム。trkはMIBRや00 Nationでも活躍しました。
Asia-Pacific RMR
Asia-Pacific RMR Aは8チーム中2チームが本大会に進めます。上位4チームはLegendステータスを手に入れLegendステージから参加します。






IHC Esportsからリブランディングしたチーム。2大会連続でメジャー大会に出場しており、TEchno4Kやsk0Rのプレイは見ごたえがあります。





モンゴルのチーム。





オーストラリアのチーム。ORDERが破産したことにより誕生したこのチームはLiazzやSicoなどの実力派を擁しています。





オーストラリアのチーム。ADDICTだけニュージーランド人。maltaはRenegadesでメジャーを経験しています。





Team LiquidをBO3でストレート勝ちして話題にもなったRare Atom。kazeはマレーシア出身で長くCS:GOのプロシーンで活躍しています。





中国で一番有名といっていいほど人気のチームであるtyloo。近年はあまり調子が悪く、メジャー出場から遠ざかっていました。





forZeで活躍していたfacecrackやTeam Spiritで活躍したDavCostを擁するチーム。国籍からして以外ですが、中国に拠点を置くチームです。





サウジアラビアに拠点を持つチーム。LobanjicaやD0cCはよく配信をしていて一度は観た方がいるかもしれません。
ブラジル色々と面白いな笑
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