YNkがSpiritを批判「シーズンを無駄にし、kyousukeも失った」

2025年の幕開けとともに、SpiritはCounter-Strikeの世界ランキングで1位に君臨し、上海メジャーを制したことで“最強チーム”として他の追随を許さない存在だった。

しかし、シーズンの折り返しを迎えた今、そのSpiritはTOP3から姿を消し、以前のような圧倒的なパフォーマンスは影を潜めている。これに対し、Counter-StrikeアナリストのYNkが苦言を呈している。

トップチームから転落したSpirit、アナリストが厳しく指摘

YNkは、自身が出演する番組『Talking Counter』でSpiritを厳しく批判。チームは2025年前半を「無駄にした」とし、将来有望な若手選手kyousukeを昇格させる絶好のタイミングも逃したと語った。

「（今年1月の番組で）こうなることは予想していた。magixxはメジャー決勝で良いプレイをしたからそのまま残留。で、結局半年後に交代させるという…完全に時間の無駄だった。そもそも彼らは本気で優勝を狙えるチームではなかったよ」

「それどころか、シーズンだけでなくkyousukeという逸材も失ってしまった。彼は今、Falconsでプレイしている」 

YNk「Spiritは怠慢だった」

オフシーズン中にSpiritの動きやkyousukeのFalcons加入について語る中で、YNkは「最初から彼をメンバーに加えていればよかった」と断言する。

「彼を1月に昇格させていたら、今もSpiritにいたはずだよ」

「donkとのロールのかぶりが問題だったという話もあるけど、それが決め手になったわけじゃない。実際のところ、FalconsにはNiKoとm0NESYがいて、彼らと一緒にプレイできるという魅力が大きかった」

さらに、YNkは続けた。

「1月の時点で、彼にとってもSpiritにとってもベストな選択は、Spiritで一緒にプレイすることだった。『ロールがどうのこうの』って言い訳してる人もいるけど、やろうと思えば絶対に形にはできた」

「怠慢だったと思うよ。Vitalityとは真逆のアプローチだね。Vitalityは常に積極的にロスターを動かしてる。チャンスがあれば、確実にモノにするんだ」

 Spirit、ついにロスター変更を決断

今月初め、Spiritはついにロスター変更を発表。magixxをベンチに下げ、Nemigaから17歳のzweihを迎え入れた。