「僕たちはただゲームをプレイし、仲間との時間を楽しんでいるんです」
ロシアの若き才能kyousukeは、IEM CologneでのTier 1デビュー戦で見事なパフォーマンスを披露。GamerLegion戦では1.28という高レーティングを叩き出し、チームの勝利に貢献した。
初戦の勝利直後、kyousukeはHLTVのインタビューに応じ、GamerLegion戦について、Falconsへの移籍を決断した理由、現在直面している最大の課題、そしてIEM Cologneに出場することについての思いを語った。
初勝利とデビュー戦の手応え
―kyousuke、Tier 1デビュー戦での初勝利おめでとうございます。率直な感想を聞かせてください。
「1マップ目は正直きつかったけど、2マップ目はかなり良かったです。1マップ目では新しいポジションを任されたので、たった7日で慣れるのはやっぱり大変でした」
―NukeのRampのことですね。
「そうです。あそこは本当に難しかった」
―緊張はしませんでしたか?
「手が震えるようなことはなかったですね。緊張は感じませんでした」
―アドレナリンは出ました?こういう大舞台でプレイするのは興奮したのでは。
「はい、アドレナリンは出ましたね。特にクラッチの場面では、すごく興奮していました」
Falcons加入という決断
―Spiritのメインチーム昇格も噂される中での移籍。プレッシャーはありませんでしたか?
「いや、正直そんなにプレッシャーは感じていないです。みんなが言うほどではないというか、自分自身は落ち着いています」
―Falconsを選んだ理由は?
「いろんなオファーをもらっていて、全部ちゃんと考えたうえで、「自分が一番やりやすくて、居心地が良さそうな場所はどこか」っていう基準で選びました」
―決め手となったポイントは?
「うーん…そこはちょっと言いたくないですね」
―NiKoが「君には好きなポジションを用意する」って約束してくれたって話もあります。あれは本当?それが決め手になった部分もありますか?
「チームに入ったとき、ほぼすべてのマップで自分の希望ポジションをもらえました。Tサイドに関しては、Nuke以外は全部自分の希望したポジションです」
―NiKoのような大物が「自分のポジションを譲るよ」と言ってくれるのって、どう感じました?
「めちゃくちゃ嬉しかったです。本当にありがたいと思ってます」
Tier 1の環境とチームへの適応
―Tier 1での練習や準備、そして国際チームという環境…。これまでと違うことがたくさんあると思います。今、一番苦戦しているのは?
「ゲーム外での英語ですね。これが一番のチャレンジです。でも、試合前の準備とかもSpirit Academy時代にはなかったことなので、今はすごく新鮮ですし、慣れていこうとしているところです」
―FalconsのYouTubeでのQ&A動画で、「一番驚いたのは、みんなが冗談を言い合ってること」って話してましたよね。
「そうなんです。特にNiKoがめっちゃ面白くて。彼が冗談を言うと、みんな本気で笑ってます」
初の大舞台、IEM Cologneへの想い
―IEM Cologneは、選手にとって最大級の挑戦とも言える大会です。そんな大舞台があなたの初陣になりますが、自分としてはどんな目標を持っていますか?
「正直、大会の規模とかはあまり気にしていないんです。僕はただ、ゲームをプレイするだけ。
サーバーに入って、そこで戦う。それだけです。ステージの上にいるとか、観客がどうとか、そういうのはあんまり関係ない」
「僕たちはサーバーの中でゲームをして、楽しんで、仲間と一緒にその瞬間を味わっている。
それがすべてです」
0 件のコメント:
コメントを投稿