ZywOoが、キャリア2つ目のメジャーMVPを獲得し、伝説的な選手たちの仲間入りを果たした。
VitalityはAustin Majorの優勝で、なんと7大会連続タイトル獲得という快挙を達成。この優勝によりZywOoは、deviceとcoldzeraに並ぶ"2度のメジャーMVP受賞者"となり、さらに1年でのBig Event MVP受賞数で、deviceが2018年に記録した"7回"にも並んだ。しかもまだ、今年は半分以上残っている。
Zyw0o :「自分がチームにもたらしているものを誇りに思うし、チームメイトたちも本当に頼もしい。彼らがいなければ、今の自分のプレーはできなかった。本当に感謝してる」
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シーズンを象徴するメジャー制覇
—— まずは、このシーズン、そしてメジャー制覇をどう振り返りますか?
「本当に素晴らしいシーズンだったと思う。どの大会でも最初から調子が良かったし、一度も崩れなかった。たとえMirageで負けていても諦めなかったし、チーム全員が結果なんて気にせず、“今この瞬間”に集中していた。次の2マップで取り返せると、誰もが信じてた」
「このメジャー自体が、僕たちのシーズンそのものを表してると思う。決して諦めず、自分たちができることに集中して、それを完璧にやりきったんだ」
Mirageの敗戦からどう立て直したのか
—— Mirageでは序盤リードを奪いましたが、そこから失速。試合後、どのように切り替えましたか?
「Mirageでは4-4、5-5と接戦だったけど、プレーが全体的に雑だった。チームとしての判断もできてなかったし、相手の方が撃ち合いで完全に上回っていた。でも試合後には“今日は自分たちらしいプレーができてなかった”って全員が感じてた」
「だからミーティングでは、まずプレッシャーを取っ払おうって話をした。自分たちが今まで6個もトロフィーを獲ってきた方法を思い出して、“なんで今できないんだ? これはただの決勝戦じゃないか”って、落ち着いてプレーしようとした。それがうまくいったと思う」
「Dust2ではゲームを完全に掌握できて、正直、相手に付け入る隙はなかった。Dan(apEX)が怒鳴ることもなかったし、誰もパニックになってなかった。僕たちは自分たちがやらかしたことを理解して、しっかりと立て直して、実際にやり返せたんだ」
Infernoでの主導権と経験の差
—— Dust2で流れを掴み、Infernoでは完全に主導権を握っていました。The MongolZとの経験の差が出たと感じますか?
「僕たちが優勝候補だってことは自分たちでも分かってたし、現時点で世界最強のチームだとも思ってる。だから最初から勢いよく入って、“Vitalityは個々もチームとしても強い”って相手に思わせれば、かなりプレッシャーになる。実際にそうなったと思う」
「相手は撃ち合いで迷いが見えたし、全体的にぎこちなかった。一方で、僕たちはただ普段通りゲームをするだけだった。Infernoでは何かを大きく変えたわけでもない。相手からプレッシャーも感じなかったし、本当に理想的なゲームだった」
マップ構成について
—— Mirage、Dust2、Infernoという伝統的な3マップ構成になりました。それについてどう感じましたか?
「Dust2に関してはそこまで考えてなかったけど、最後のマップがInfernoっていうのはいつだって楽しい。何かしらクレイジーな展開が起こるし、僕たちはこのマップを締めにプレイするのが大好きなんだ。今回の3マップは、どれもやっていて楽しかったよ」
Vitality時代の到来?
—— 7大会連続優勝という結果を受けて、“Vitalityの時代”という声も出ています。ZywOo自身はどう思いますか?
「僕たちはこのシーズンを証明するために、どうしてもメジャーを獲りたかった。たとえ6大会連続で優勝しても、メジャーがなければ意味がない。それが一番大きなタイトルだからね」
「だからこそ、今なら“世界最強のチームだ”とか、“このチームには最高の選手が集まってる”って言える。チームの調子もすごく良いし、そう言っていいと思ってるよ」
2度目のメジャーMVP獲得の意味
—— device、coldzeraに並ぶ2度目のメジャーMVP。どんな気持ちですか?
「正直、最高の気分だよ。大会が始まるときはMVPのことなんてまったく考えてないけど、今こうして振り返ってみると、CS:GOとCS2、2つのゲームで1回ずつMVPを獲れたっていうのが本当にうれしい」
「自分がチームにもたらしているものを誇りに思うし、チームメイトたちがいなかったら、今のレベルのプレーは絶対にできなかった。本当に感謝してる」
MVP7回。さらなる高みへ
—— 1年で7回のMVP受賞という記録にも並びました。まだ半年ありますが、もっと上を目指したい気持ちはありますか?
「もちろん。MVPを7回獲ったからって、立ち止まるつもりはない。トロフィーが7つあっても、それでも止まらない。ここで止まったら、もったいなさすぎる。Vitalityと一緒に、歴代最高の1年を作りたいし、自分自身も個人としてベストを尽くし続けたい。絶対に止まらないよ」
ブレイク明け、そして次の目標
—— チームはこれから少し休養に入りますが、その後に向けての目標は?
「特別なことはないよ。でも、これからは自分たちが“追われる立場”になるってことを強く意識しないといけない。前からそうだったけど、今はさらに厳しくなってくる」
「だからこそ、もっと強いメンタルを持たないと簡単に負ける可能性もある。たとえばCologneが次の舞台かもしれないけど、そこも簡単じゃないはず。ブレイク明けも、今のレベルをしっかりキープすること。それに集中していきたいね」
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